地鎮祭は本日午前9時40分から、浪江町 吉田栄光町長、日揮(株)取締役副社長執行役員 山口康春、かもめミライ水産(株)代表取締役 臼井弘行などの工事関係者が出席し、執り行われました。
養殖施設については、2022年10月に日揮(株)、かもめミライ水産(株)および浪江町の三者で、立地に関する基本協定を締結しています。設備面は日揮グループが培ってきた技術力を駆使し、魚の生育環境をAIなどで解析しながら生産効率を高める完全閉鎖循環式の「統合環境制御システム」を備え、2024年2月に完成予定です。
かもめミライ水産(株)は、2024年春から養殖施設において生食向けに需要が高まっているサバの生産開始を目指しています。生産したサバは、地元水産業の活性化に加えて浪江町の新たな特産品となるよう、同町、いわき魚類株式会社(代表取締役社長 鈴木健寿)と連携しながら、福島県内をはじめ東日本を中心に広く流通させる予定です。